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イーストハーレムの軌跡 [教育政策と人的資源]

この日、私はニューヨークのイーストハーレムにある公立小学校を訪問し、校長のスミス先生とのディスカッションをしていました。すると校長先生が「今ちょうどある有名な先生が授業に来たから紹介してあげる」と言い出したのです。その有名な先生とは・・・・。

そう言えば、NYのマンハッタンは数多くの映画の舞台になっています。その中でも今回の研究調査テーマに関わるものがあります。それは、映画『ミュージック・オブ・ハート』です。主演は、女優のメリル・ストリープ(2000年アカデミー賞受賞)。

映画『ミュージック・オブ・ハート』は実話です。 NYマンハッタンのイーストハーレム地区(貧困地区)の公立学校でバイオリンの音楽教員を勤める女性が音楽を通じて生徒達に希望を与えるという実話です。主演女優メリル・ストリープが演じるのはバイオリンの音楽教員、ロベルタ・ガスパーリ先生です。

なんと、スミス校長が私に紹介してくれる有名人とは、このロベルタ先生だったのです!校長室から廊下に出ると、目の前にロベルタ先生が立ってます。コーディネータの補助教員が私のことをロベルタ先生に伝えてくれていたようで、ロベルタ先生の方から気さくに"Hello! Nice to meet you."と言って握手を求めてくださいました。アメリカ研究してて良かった。「感動」の瞬間でした。

校長先生とロベルタ先生が、授業の様子を見学させてくれるというので、さっそくロベルタ先生と一緒に音楽教室へ移動。

さぁ、授業が始まりました。
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バイオリンや音楽よりも、「規律」を教えているように感じました。
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とにかく気さくな方でした。
ロベルタ先生の教育方針は、「自尊心」(self-confidence)を磨くこと、だそうです。


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