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2024年4月 研究者紹介ページ公開(その2) [コロンビア大学の研究報告]

コロンビア大学の研究者紹介ページが公開されました。「分権型・市場型アメリカ教育財政の実証研究」をニューヨーク州、イリノイ州、テキサス州、ミシガン州等の事例分析を中心に共同研究者(Faculty Host)のAlex Bowers教授と進めます。

研究者紹介ページはこちらへ。

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コロンビア大学Bowers教授とは過去10年以上の付き合いで、アメリカ初等中等教育(義務教育含む)を運営する地方自治体である「学校区」(School District)が発行する地方債「一般財源保証債」(General Obligation Bond)の住民投票に関する学会セッションで知り合い今日に至ります。彼はミシガン州やテキサス州の事例分析の蓄積があり、私が蓄積してきたイリノイ州の事例分析との比較検討からスタートし、償還財源の確実性や信用力、そして住民投票の結果が学校資本投資や学力に与える影響等を共同で分析します。

Alex Bowers教授ページはこちらへ。

半導体や自動車産業等の製造業の新たな集積や人口増加による経済成長が著しいアメリカ南部諸州、特にテキサス州における地方財政にどのような特徴がみられるのか。なかでも人材育成の基礎を担う初等中等教育から研究開発を担う高等教育に至るまで総合的にその財政を捉え分析することは、アメリカ財政、アメリカ経済の実証研究としてたいへん意義深いです。超大国アメリカの力強いリアルな経済力と地方財政を足元から分析し、少しでも日本に示唆を供することができたら幸いです。

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