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「アメリカ大統領選挙2024年」結果予測マップ [塙ゼミナールの研究活動]

2023年度最後のゼミ合宿を専修大学伊勢原セミナーハウスで行いました。最大の研究テーマは、11月5日にアメリカで実施される世界が注目する「アメリカ大統領選挙2024」の結果予測マップ作成、卒論構想、アメリカ都市開発の3点です。

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「大統領選挙2024プロジェクト」は後期のゼミ授業から蓄積しており、大統領選での争点や激戦州(swing states)を選定して集中的に議論を重ね、また労働省BLSの経済統計データ、PBS、ABC、CBS等のメディア、現地調査等を活用して総合的に判断を行いました。特にペンシルベニア州、ミシガン州、ウィスコンシン州、ジョージア州等の激戦州では見解が別れました。

そしてゼミ生が合宿で導き出した最終予測結果は、共和党296人民主党242、すなわち「トランプ勝利」というものです。予測マップがこちらです。

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今回想定した主な争点は①経済(雇用・賃金・物価)、②外交・軍事支援(ウクライナ、イスラエル、台湾)、③移民の3点でした。また勝敗を分ける投票セグメントは、①労働組合票(特にラストベルト地域の白人労働者層)、②女性票(特に郊外在住の既婚女性)、③無党派層(年齢層は広く分布)でした。なお、4年前の2020年選挙でも当時ゼミ生が予測マップを作成、本ブログで紹介しました(こちらへ)。その時は「バイデン勝利」を見事に推測しました。今回も4年前のゼミ生と同様、見事に予測は当たるのか。特に注目した激戦州での結果はどうなるか。11月の本選挙結果を一番楽しみにしているのは、もちろん合宿で頑張ったゼミ生です。

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東京大学 阿曽沼明裕先生をゲスト招致 [塙ゼミナールの研究活動]

新年、明けました。2024年の最初の塙ゼミは東京大学大学院教育学研究科の阿曽沼明裕教授をゲスト講師にお呼びし、「アメリカの大学・高等教育 ー歴史的文脈から―」と題されたご講義を拝聴しました。高等教育、科学研究・大学史に関する豊富なご見識に裏付けられたご講義でした。中世ヨーロッパに起源をもつ「大学」の歴史、そのアメリカへの影響、超大国アメリカを支える高等教育システムの組織的な特徴や意義について学びました。

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阿曽沼先生とは大学院博士課程の時分に遡ります。私が博士課程の院生の頃、阿曽沼先生は筑波大学・大学研究センターの助手でおられ、以後、学問領域は異なりますが、「アメリカ高等教育」の接点で色々とお世話になり、また「研究大学」の組織や財政に関するご論文を拝読してきました。ようやくにして阿曽沼先生を自分の講義のゲストにお呼びするのは今回が初とあって、まさに時の流れを感じる感慨深い90分でもありました。ゼミ生の中にはアメリカ高等教育を卒論研究テーマとしており、彼らにもたいへん意義深い時間のようでした。ゼミ生には学内に留まらず外部から刺激を受け、留学や現地調査も含めて他流試合を経験し、成長してもらえたら本望です。

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慶応義塾大学・加藤一誠教授をゲスト招聘 [塙ゼミナールの研究活動]

アメリカ経済・交通経済論がご専門である慶応義塾大学教授の加藤一誠先生をゲストにお呼びしました。2年間のコロナ禍で伸び伸びになって、ようやくにして実現しました。

加藤先生は「アメリカの航空と空港」という論題で50分ほどレクチャーして頂きました。その後、ゼミ生との質疑を通じて、じつに意義深く、贅沢な時間を過ごしました。

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アメリカの空港経営の「マインド」の本質に迫る分析や、その日米比較など、アメリカ経済を学ぶ塙ゼミ生にとって大いに刺激になりました。

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ANA総研・立教大学の西村剛氏 [塙ゼミナールの研究活動]

塙ゼミは、しばしばゲスト講師をお招きしてアメリカ経済・都市政策の研究をよりリアルに深めています。

今回のゲスト講師は、ANA総合研究所主席研究員、兼、立教大学大学院特任教授の西村剛氏で、「新型コロナウィルス直撃の世界の航空産業 ―日本のLCCの行方を展望する」をテーマに講義をお願いしました。

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新型コロナによって世界の国際線の旅客はほとんどストップ状態ですが、現在、世界のドル箱路線と言われる「北大西洋路線」から、徐々にですが、動き始めています。しかしデルタ株の猛威で感染者がアメリカ等でも再拡大していることもあり、目下、警戒が広がっています。

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一方、コロナ禍で航空需要が最も速く回復したのが北米の貨物で、特に2020年6月以降はコロナ以前より貨物需要が高まっています。北米に次いで回復したのが、中東アジア、ヨーロッパ、アジア太平洋です。南米のみ、現在もコロナ以前より下回って推移しています。


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最後に、西村氏にゼミ生から質問がたくさん出され、貴重な時間を過ごしました。コロナ禍でゲスト講師との懇親会ができず残念でしたが、次に期待したいと思います。

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塙ゼミ2021年度スタート [塙ゼミナールの研究活動]

塙ゼミ、2021年度がスタートしました。数名が就活等で欠席しましたが、みな元気に顔を出してくれました。就活中の四年生のうち、数名から、内定の知らせもいただきました。嬉しい限りです。今年度もパンデミックの中での船出となりました。濃霧と荒波の中でも着々とスキルを身に着けてほしいと願うばかりです。知識と調査と経験、そして最後は決断と行動で、この難局を打ち勝ってほしいです。そこで塙ゼミは、今年度より難局を乗り越えるべく全ゼミ生の投票により「塙ゼミキャッチコピー2021」を決定しました。そして栄えある2021年度の初代キャッチは以下の通り決定しました。

Studying for KAIZEN. KAIZEN for Studying

アイデアを出した3年ゼミ生によると「研究を行うことでカイゼンが可能になり、カイゼンを行うことで次の研究に進む事ができる。この関係性は常に塙ゼミにおいて大切にされていることであり、KAIZENの使用が塙ゼミらしさを際立たせている。」とのことです。このキャッチの通り、みなさん今年度は大いにカイゼンして成長してください。

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「アメリカ大統領選挙2020年」結果予測マップ [塙ゼミナールの研究活動]

塙ゼミは、2020年アメリカ大統領選挙の予想マップを作成しました。3週間にわたって全ゼミ生がグループ単位でディスカッションを重ね、最後に塙ゼミとして意見集約し、作成しました。

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Flip StatesまたはSwing Statesと呼ばれる激戦州を中心に、個々人が毎週エビデンスを持ち寄ってディスカッションを繰り返してきました。

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そして塙ゼミ予想結果は、民主党が324人、共和党が214人となり、「民主党バイデンが勝利」というものです。

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11月3日の実際の結果が楽しみです。

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専修大学アメリカ経済「塙ゼミ」スタート [塙ゼミナールの研究活動]

2019年の春、専修大学 経済学部国際経済学科「アメリカ経済」塙ゼミ、2年目がスタートしました。4年生から2年生まで総勢20名、10号館・階段ホールにて記念撮影。

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塙ゼミは、アメリカ経済と、グローバル化が生みだす種々の内政課題の本質を鋭く、深く研究します。「世界」を知る有能な日本人の育成を目指します。

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専修大学 塙ゼミ(アメリカ経済社会と都市政策)の紹介 [塙ゼミナールの研究活動]

専修大学経済学部国際経済学科・塙ゼミは「アメリカ経済社会と都市政策」をテーマに、2018年4月より開設されました。

専修大学ホームページに、塙ゼミの紹介ページが公開されましたので以下、ご案内します。アメリカの経済や財政の制度・実証研究を中心として、貧困、格差、地方自治、教育、交通、福祉、都市再開発、地域コミュニティ形成等の政策課題やそれらの日米比較に関心をもつ学生をお待ちしてます。


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