八代市「緑の回廊線」を視察 [過疎化と地域再生]
先日、熊本県八代市による「緑の回廊線」事業を視察・ヒアリング調査を行いました。メンバーは前日と同様、慶応義塾大学の一ノ瀬友博先生、日本大学の加藤一誠先生、学会事務局の方です。
「緑の回廊線」とは、廃線となった引込線跡地と農業用水路を活用した、総延長6,850mになる自転車歩行者専用道路のことです。JR八代駅を起点に多くの高校・中学校・小学校そして住宅地等を巡って環状を描き、ちょうど「回廊」のようなことから、この名称が付されました。整備して以来、通勤・通学のほか、健康増進を目的としたジョギング・ウォーキング・サイクリング等を行うための環状ルート空間として広く利用されています。
熊本県八代市「緑の回廊線」整備事業(八代市ウェブサイト)へのリンク。
本事業の開始は平成6年、すでに20年間が経過しているとあって、回廊空間はすっかり定着しています。とくに回廊ルート周辺には小学校、中学校、高校が多く設置されており、生徒の安全性の高い自転車通学路としての利用価値が高いように感じました。
実際、市の担当職員のご説明を受けながら回廊を八代駅に向かって歩きましたが、用水路からの豊富な水を回廊のすぐ脇に流し、子供の水遊びの場を提供したり、要所に屋根つきのベンチを設置するなどの工夫がなされていました。自転車と歩行者との接触等の事故も無いに等しいとのことで、それも20年間の経過によって市民に浸透していることをうかがわせます。
世界的にみても、例えばニューヨーク市のど真ん中、マンハッタン地区にある廃線の利用による憩い空間として知られる"High Line"(ハイライン)があります。
「ハイライン」は、その名の通り高架線の再利用事業とあって、ビルの4階くらいの高さを歩きます。マンハッタンの街並みを無料で眺望できます。要所には、階段状にしたベンチを設置。この日は3月の寒い日でしたが、多くの市民や観光客が集まってます。
ちなみに「ハイライン」は現在、さらに北に向かって拡張工事を行っています。
「緑の回廊線」とは、廃線となった引込線跡地と農業用水路を活用した、総延長6,850mになる自転車歩行者専用道路のことです。JR八代駅を起点に多くの高校・中学校・小学校そして住宅地等を巡って環状を描き、ちょうど「回廊」のようなことから、この名称が付されました。整備して以来、通勤・通学のほか、健康増進を目的としたジョギング・ウォーキング・サイクリング等を行うための環状ルート空間として広く利用されています。
熊本県八代市「緑の回廊線」整備事業(八代市ウェブサイト)へのリンク。
本事業の開始は平成6年、すでに20年間が経過しているとあって、回廊空間はすっかり定着しています。とくに回廊ルート周辺には小学校、中学校、高校が多く設置されており、生徒の安全性の高い自転車通学路としての利用価値が高いように感じました。
実際、市の担当職員のご説明を受けながら回廊を八代駅に向かって歩きましたが、用水路からの豊富な水を回廊のすぐ脇に流し、子供の水遊びの場を提供したり、要所に屋根つきのベンチを設置するなどの工夫がなされていました。自転車と歩行者との接触等の事故も無いに等しいとのことで、それも20年間の経過によって市民に浸透していることをうかがわせます。
世界的にみても、例えばニューヨーク市のど真ん中、マンハッタン地区にある廃線の利用による憩い空間として知られる"High Line"(ハイライン)があります。
「ハイライン」は、その名の通り高架線の再利用事業とあって、ビルの4階くらいの高さを歩きます。マンハッタンの街並みを無料で眺望できます。要所には、階段状にしたベンチを設置。この日は3月の寒い日でしたが、多くの市民や観光客が集まってます。
ちなみに「ハイライン」は現在、さらに北に向かって拡張工事を行っています。
2015-02-13 08:46
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