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グローバル空間、「グランドセントラル駅」に立つ [教育政策と人的資源]

2008年の夏、研究調査でニューヨークを訪問してから2年半ほど経った現在。
いま再び、研究調査でニューヨークに来ています。

NYに着いたその翌日からすでに10か所以上のアポイントメントをこなしています。今日もNY北部郊外にある地域、White PlainsというNY有数の富裕地域へ行きます。

さて、NYマンハッタンのど真ん中といってよいグランドセントラル駅近くのアパートメントホテルに宿泊しておりますが、このグランドセントラル駅は、「グローバルな世界」です。人種、民族、職業、学歴、言語、居住区、そして所得のあらゆる面で多様な人々が利用する場所です。もちろん観光客もいます。

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私は講義で学生に「NYグランドセントラル駅へ行く機会があれば、そこに30分間黙って通行人の様子を見てごらん。」と言ったことがありますが、気がつけば、つい自分がその行動をしていました。

通行人の中で、最も目立った動きの一つが、Metro-Northと呼ばれるNY北部郊外へ路線を張り巡らせる列車に乗り込もうとする人々です。Metro-Northはいわゆる大都市NYの公共交通システムを担うもので、その乗客の多くは北部の比較的富裕な地域に住む白人層です。夕方6時前、足早にトラック(プラットフォームのこと)へ向かう彼らの姿に目を引きます。この中には、あのWall Streetで働くブローカーもいることでしょう。

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グローバルな空間「グランドセントラル駅」に身を置きながら、色々と想像しつつ、写真を撮ってみました。

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