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柳津町まちづくり政策提言プロジェクト(第1回合宿) [過疎化と地域再生]

 2013年9月6日(金)および7日(土)の1泊2日で、「柳津町まちづくり政策提言プロジェクト 第1回合宿」を開催し、無事に終了しました。「福島民報」の記者が取材に来てくださり、記事に掲載されるのが楽しみです。
 この合宿は、東京大学と八洲学園大学での私の受講生を中心とする学生、計15名を引率して、人口減少や過疎化が進む中山間自治体の抱える政策課題やまちづくり事業について学び、政策提言を行うことを目的として、福島県柳津町との連携のもとで開催されたものです。また合宿では、井関庄一町長をはじめ、星正敏副町長、田崎為浩町議長、杉原啓輔「道の駅・会津柳津」駅長など柳津町まちづくりのリーダーも歓迎、参加してくださり、議論を交わすことができました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 まずは、井関町長、新井田課長と一緒に 「斎藤清美術館」前で撮影。宿泊先「滝のや」宿主・塩田氏もご一緒です。
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 さて合宿は主に3つのセッションで構成。「自治体経営・行政」「農業・環境」「観光・交通」の3部会に分かれ、各部会ごとに「第5次柳津町地域振興計画」等に基づきながら現状分析や問題提起そして政策提言などを行いました。

 まず「第1セッション」では新井田・地域振興課長から柳津町政・まちづくりの基調レクチャーを受けました。引き続き、学生代表リーダーの岡本紘明君(東京大学文科二類、2年)による農業政策に関する学生プレゼンがありました。その後、役場の隣にある「斎藤清美術館」(世界的に著名な版画家で、文化功労章を受章)へ移動。新井田課長に同行・解説いただきました。

「第1セッション」でプレゼンする岡本君。 「福島民報」記者も奥で撮影されてます。
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 次は「第2セッション」では、一般公開、インターネット配信を行う形で、2本の学生プレゼンを実施。森山剛志君(東京大学文科一類、2年)は農業振興としての外国人受入れと入管法問題を、佐藤利彦君(東京大学文科二類、1年)はJR只見線を活用した柳津町の観光戦略を、それぞれ発表しました。副町長、新井田課長と職員、田崎町議長、伊藤町議など多くの方がご参加いただき、会場は満員御礼でした。


「第2セッション」でプレゼンする森山君(上)、佐藤君(下)。
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 そして翌朝の「第3セッション」では、3部会ごとに学生プレゼンを実施。田崎議長も早朝から参加され、貴重な質問とコメントを受けることができました。学生は中山間自治体・柳津町が直面する現実の政策課題をめぐって政策担当者と向き合って議論することができ、大喜びでした。

「第3セッション」での学生同志によるディスカッションの様子。
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 参加したすべての学生が、「是非これを継続したい」、「豪雪を活かしたまちづくり事業を体現するためにも、冬にも合宿を行いたい」などと言ってくれました。もちろん、継続します。
 最後にJR会津若松駅前で、学生15名全員で記念撮影。このあと学生は「会津バス」に乗り込み、6時間かけて東京(新宿)へ帰りました。学生のみなさん、お疲れ様でした。そして柳津町職員のみなさん、宿泊先「花ホテル 滝のや」塩田さんにはお世話になりました。ありがとうございました。
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