SSブログ

塙ゼミ2021年度スタート [塙ゼミナールの研究活動]

塙ゼミ、2021年度がスタートしました。数名が就活等で欠席しましたが、みな元気に顔を出してくれました。就活中の四年生のうち、数名から、内定の知らせもいただきました。嬉しい限りです。今年度もパンデミックの中での船出となりました。濃霧と荒波の中でも着々とスキルを身に着けてほしいと願うばかりです。知識と調査と経験、そして最後は決断と行動で、この難局を打ち勝ってほしいです。そこで塙ゼミは、今年度より難局を乗り越えるべく全ゼミ生の投票により「塙ゼミキャッチコピー2021」を決定しました。そして栄えある2021年度の初代キャッチは以下の通り決定しました。

Studying for KAIZEN. KAIZEN for Studying

アイデアを出した3年ゼミ生によると「研究を行うことでカイゼンが可能になり、カイゼンを行うことで次の研究に進む事ができる。この関係性は常に塙ゼミにおいて大切にされていることであり、KAIZENの使用が塙ゼミらしさを際立たせている。」とのことです。このキャッチの通り、みなさん今年度は大いにカイゼンして成長してください。

コメント(0) 

国立大学の「大学債」を考える② -米国のレベニュー債から学ぶ- [著書・論文]

この度、専修大学社会科学研究所『社会科学年報』第55号に、拙稿「わが国の国立大学法人の『大学債』の償還財源と機会均等 ―アメリカ州立大学のレベニュー債に学ぶ―」が掲載されました。


Hanawa_paper.png

本稿は、アメリカの州立大学が発行する「大学債」がレベニュー債として発行される中で、授業料が唯一最大の償還財源とされることから、高等教育予算編成過程において学生はサービスの「受益者」であると同時に「債務者」でもあるという構造に注目し、わが国の国立大学の「大学債」への示唆を論じています。

コメント(0)