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柳津町まちづくり政策提言プロジェクト(第2回合宿) [過疎化と地域再生]

9月11日、12日の2日間、昨年に引き続き、福島県柳津町をフィールドとしたまちづくり合宿を実施しました。東大生を中心とする17名の学生を引率し、柳津町地域振興課、総務課の職員の方々との意見交換、学生による現状分析や政策提言(プレゼン)を行いました。町役場の会議室で行った第1セッションでは、2名の学生がプレゼンを行い、議論を深めました。その後、柳津町議会を傍聴させていただき、地方議会の様子も拝見しました。

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第1セッションでプレゼンする東京大学法学部3年、阿部祐一朗君。

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同じく、東京大学2年の佐藤利彦君。

またその夜は、宿泊先の老舗旅館「滝のや」様を会場として第2セッションを開催。井関町長、星副町長、沼田まちづくりアドバイザー、金子振興課長など町の執行幹部のほか、道の駅「会津柳津」の杉原駅長やそのほか柳津町のまちづくりに深くかかわる方々がご出席されるなか、3名の学生がプレゼンを行いました。限られた情報と時間の中で学生達はよく整理し、斬新なアイデアを提示してくれました。

さらに翌朝、朝食をいただいたあと、旅館で第3セッション。部会ごとのプレゼンと意見交換を行いました。ここでも3名の柳津町の若手職員が参加され、情報交換を行うことができました。

いまや少子化はおろか、若年層を中心とする人口流出が地方都市の人口減少を引き起こしています。それは、一つの政策を打っただけでは解決しえない状況に深刻化、複雑化しています。大胆な発想と実効性を重視した複数の政策を長期と短期、さらに中期に分けてパッケージとして打たないと、問題は解決できない状況に入っています。

また過疎自治他の抱える諸問題の解決には、町つまり公共セクターの力だけではとうてい無理であって、民間セクターの活力を前提として、それを軸にして、公共セクターが持続的・段階的に支援を行うといった政策の「合わせ技」が必須になっています。それを具体的に策定し、官民一体で実行に移すのが、柳津町に限らず人口流出・過疎化に直面するすべての地方自治体の地方再生に求められている共通の課題といえます。

最後に、会津若松駅前で参加者全員で撮影、現地解散。
お疲れ様でした。
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