この度、専修大学社会科学研究所『社会科学年報』第55号に、拙稿「わが国の国立大学法人の『大学債』の償還財源と機会均等 ―アメリカ州立大学のレベニュー債に学ぶ―」が掲載されました。

塙武郎「わが国の国立大学法人の「大学債」の償還財源と機会均等 ―アメリカ州立大学のレベニュー債に学ぶ―」(全文PDF)はこちら。 ご笑覧ください。


本稿は、アメリカの州立大学が発行する「大学債」がレベニュー債として発行される中で、授業料が唯一最大の償還財源とされることから、高等教育予算編成過程において学生はサービスの「受益者」であると同時に「債務者」でもあるという構造に注目し、わが国の国立大学の「大学債」への示唆を論じています。