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ハーバード大学、Murnane先生と報告会 [超大国アメリカの経済社会]

先週、ボストンに出張しました。


ニューヨーク経由でボストンに入り、ハーバード大学大学院教育学スクールのRichard Murnane教授(現在採択中の科研費の研究協力者を依頼)にお会いし、研究成果の一部を報告・意見交換等を行うのが主な目的でした。 Murnane先生のご専門は経済学とくに教育経済学、教育政策、所得と学歴の相関分析、政府による再分配効果分析等で、この分野の世界的権威です。


ハーバード大学に到着。今日はこの門から入りました。 P1180951.JPG


門の上部に、"Enter to Grow in Wisdom"の文字。世界最高峰のハーバード大学だから絵になる言葉、と言ったところでしょうか。

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Murnane先生とは、4年前、長年MIT教授を務めたFrank Levy先生からのご紹介でした。Levy先生については、以前本ブログで紹介しています。Murnane先生とLevy先生のお二人は長期にわたってアメリカ経済の構造的な貧困・格差問題の分析、教育を通じた社会移動の可能性と課題について研究され、共同執筆の著書や論文は多数あります。その読者の一人が私であり、多くの刺激を受けました。


今日の会議室です。

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会議の終わりに、Murnane先生と一枚。秘書の方に撮ってもらいました。

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帰り際、大学キャンパス中央部に位置する「ハーバード・ヤード」という広場に設置された大学創始者John Harvardの像のところへ。来るたびついつい写真を撮ってしまう、なんとも不思議なパワーをもつ像です。

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研究成果は今後の論文でまとめる予定。当該科研費も今年度が最終年度。今後も継続して分権システムのアメリカ教育財政の分析を進め、日本の初等中等および高等教育の財源確保に示唆を提供できればと思います。

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